壇雷舞という男

壇雷舞という男を知っているか?

3/13〜4/12の日程で上演された舞台『うねり〜踊らない2人〜』主人公の一人で約一ヶ月間、黒田担の私を狂わせてきた張本人である。

 

壇雷舞が如何に魅力的で、破壊的で、危険な男かについて書き連ね、ここに記録したい。

 

冒頭。幼馴染の亜樹に「まさか亜樹と同じクラスになるなんてな」と話しかける直前、そこまで交流があったようには見えない千尋にも「おはよ」と声をかける。私が夕北高校モブJKだったら交流のなかった雷舞からのクラス替え一発目「おはよ」で「優しすぎて死ぬー!!!」と叫びながら窓から転落死し、ただでさえ廃校寸前だったのを傷入りにしてしまい見事廃校。夕北高校生は道内の高校に散り散りに…。開始5秒𝑩𝑨𝑫 𝑬𝑵𝑫にしていたので千尋の精神力は賞賛に値する。ちなみに踊平はスカしているので自分から挨拶とかはしない。なぜなら踊平はスカしているので。

 

 

アドリブシーンで吹き出しそうになって後ろ向く踊平を覗き込む雷舞。覗き込み顔の作画が占ツクの実写化か?と毎回思うのでそのまま手首掴んでメロ台詞言うシチュエーションの虚妄始めようとしたら「芋洗坂は、上り坂なんですか?下り坂なんですか?」とかアホ質問するので無事に引き戻される。「それは、歩く方向によって変わりますね。」とマジレスされていた。おぃおぃお前医学部行くんだろ!まぁ雷舞くん顔がカッコイイからOK……

 

 

へんてこダンスバトルをけしかけられ、ブチ切れ一人アクトワンしてる踊平を落ち着かせようとする余裕さえある雷舞。いつだってこの世界は余裕のある男が強い。圧倒的勝利。力こそパワー。雷ちゃんに〜!❣️廻り始めた恋 Merry Very Go Round!グルグル⚡️ギラギラ⚡️踊り出せ(Fu!)

 

 

さっきまで踊平とワイワイめに話してたのに「じゃあ…即興じゃないの、やる?」っていきなりトーン変えてガチダンスする流れにしたの雰囲気作りがえっちすぎるからね。いい加減にしてほしい。その後どっかの公演で踊平が「しょーがねぇなぁ!よし、じゃあ1発踊っとっ、とくかあ!」って噛むから完全に少女漫画タジタジお転婆初心ヒロインムーブになってたし。ハァ………。クソデカため息。お前たちがHIKARI。あざす。おつかれっした。

 

 

ただ踊平を「ソーランフェスティバル、一緒にやらない?」と誘うも見事玉砕→「ごめんウソウソ!忘れて!今日久しぶりでテンション変になってただけだわ、明日になったら冷めるっしょこれ」 があまりにも大学生の酔った勢いで告白→ウソ告でしたけど予備軍で許せない。私が間違っていた?ここまで雷舞に想いを馳せる行為が正気じゃなかったのか?雷舞を神格化しすぎているのかもしれない。

 

 

そんなことを考えていたらtwo as one復活で気を落とす二人一人組に「だいたい、お前らがダンス部守ってなかったらここまでになってないって…」とこれでもか!ってほど自尊心をくすぐる声掛け。この野郎、口が上手すぎる。口が上手すぎるのに頭脳派(設定)って言うんだからあまりにも付き合いたい。口が上手い医学部の男だと?マジで付き合いたい…

 

ここからは、雷舞が鬼ムズ学力試験に加え、厳しい二次面接をも突破した東京医科歯科大学生であることの考察を始める。

 

東京に国公立の医学部は2校しかない。東京大学理科三類(所謂理III)、東京医科歯科大学のみ。で絶対医科歯科。東大じゃなくて絶対医科歯科。雷舞の父ちゃんと母ちゃんが医科歯科の凄さあんま分かってない感じが医科歯科。分かりやすく”すごい”東大ならあの2人が黙っていられるわけがない。絶対もう表札とかに東大って書くだろ。

 

壇雷舞医科歯科合格への伏線を勝手に嗅いで回収していく。

・雷舞「いーから福住先生、数学の授業始めてください」←数学の授業をしたがっている…?理系⁉️東大に行け

・「校門の前に変なおじさんがいる場合は、普通に通報した方が良くない?」

冷静な状況判断能力。ボケっとしている踊平(手拍子は我先に行う)との対比が目立つ。

・「ダンスは好きではあるよね?」とかなりノンデリカシーな質問をした亜樹に「踊平にそれ言うのは酷だよ」と伝えることができる。雷舞は友人に伝えにくい話をすることを厭わない。

・他人の店を一日営業させる統率力。指示・役割分担を完璧に振り当てるリーダーシップ。医師に必要な能力である。完全に場を治めていた。

・空気がだれたら自らが中心になって(パーカッション)場を盛り上げる柔軟さも持ち合わせる。

・踊平ママのお怒りモード風な「ちょっと!アンタたちィ!!!」には責任者として反射で謝罪。これもまた必要なスキル。

・踊平お墨付きの「めちゃくちゃ努力して練習」

する姿、「体壊すまでやり続ける」ストイックさ

・歩けなくなるかもしれない診断を医師に下されるもなんとかダンスを続けられるように治療を継続。動機バッチリ。二次試験での面接に耐えられる強いエピソードであることは間違いない。

 

雷舞の父ちゃんと母ちゃん、共通テスト会場にも試験会場にも入学式にも横断幕持って行くんだろうなぁ…。

 

 

 

 

1ヶ月間、私に新しい人格を宿してくれてありがとう。高校時代の恋愛特有(?)の好きな男(たまに解釈違いも起こる)(それがまた趣)ができた気分を味わえてとても甘酸っぱかったよ。踊平のことをよろしく頼んだ。

 

うねり〜踊らない2人〜は終わってしまったけど、私の中でみんなは生き続けるよ。

 

東京の大学に進学した雷舞と亜樹がほんのり匂うから、「俺がジャマってこと?」ってヒスり始める踊平(蓋開けたら勘違い)からスタートする二次創作を考えておくね。(怖)

 

 

 

 

 

 

 

 

本編の感想も近日中に…(滝汗)